母子家庭の貧困 - Makana子ども食堂から

日本の子どもの貧困率が上がってきた原因の一つに、離婚によるひとり親の増加が挙げられています。

日本の場合、結婚・出産を機に6割の女性が仕事を辞めて、子育てが落ち着いたころパート・アルバイトなどの非正規雇用で仕事に復帰するという現状があります。

そういった背景から、就労父子家庭が「正規雇用」67.2%、「パート・アルバイト等」8.0%に比べ、就労母子家庭のうち「正規雇用」39.4%、「パート・アルバイト等」47.4%と非正規雇用の世帯の方が多くなっており、安定的に収入が得られる割合が低いのが母子家庭の状況といえます。
厚生労働省による平成23年度全国母子世帯等調査によると、平均年間就労収入は181万円で、アルバイト・パートになると125万円。母子家庭の、5割超が「貧困」とされています。

Makanaは、上三川町で毎週水曜日と金曜日に『Makanaこども食堂』を開催しています。親子で楽しめるようなイベントを用意しながら、みんなで楽しくご飯を食べています。
こども食堂から地域のつながりをつくることで、家庭の事情からくる社会的な孤立を防ぐこともできると考えます。

 


いただいた寄付金は、こども食堂の運営資金、子どもたちと一緒に行うイベントや親子イベント、こども食堂のつくり方講座などに活用させていただきます。